事件です。

今日は、衝撃的な事件がありました。
夫は、今日は、定期検査の為、朝、7時に起きて、ゴミ捨て日の為の袋を用意して、一階のゴミを集めました。二階のゴミは、私が集めに行きます。二階のトイレには、汚物入れがあるので、私が集めに行きます。捨てに行くのは、私の役目です。夫は、腰痛もちです。
8時半頃、夫は、車で5分位で行ける病院に定期検査に行きました。県内では、一番大きい病院です。
帰って来て、検査の結果を話して、領収書をくれました。それから「二階に上がる。」と言って、二階へ上がりました。

しばらくして、お腹が空いたので、何か食べると言って、ミカンゼリーを食べ始めました。そして夫が一言、居間の鴨居に引っ掛けた、洗濯物を見て、
「アー、そんなとこに干してるの?。」
私と娘は、唖然として、えっ、どういうこと?
私は、おもむろに夫に言いました。
「お父さん、朝、あの洗濯物の下で、邪魔と言いながら朝ごはん食べたけど、覚えてない?。」
「お姉ちゃんが、邪魔なら退けようか?って、声掛けたけど、覚えてない?」
夫は、今朝の出来事を覚えてない様です。
ゼリーを食べている夫の横で、コーヒーを入れながら、「生ゴミ用に、冷凍庫を買って正解だった。コバエがいなくなった。」というと、夫は、「俺、それ知らん。いつから在る?。」
えっ、どういうこと?
冷凍庫を買って、まだ3週間も経って無いんですけど?ひょっとして?
「お父さん、冷凍庫のコードの処理、これお父さんが床に貼ってくれたんだけど、覚えてない?」

オーマイガー!!! 大事件です。

大きな不安感漂う空気の中、本人は、コーヒーを飲み終えて、普通に二階へ上がって行きました。

実は、昨日のお昼頃、私は、娘に、「gotoキャンペーンを利用して、北海道にお父さんを連れて行ってあげようか。」と、話したばかりでした。
「お父さんが、元気なうちに行ってあげようと思う。」と、言ったところでした。
昨日の夜、私は、考えを変えて、娘に、「やっぱり今は止めとく。旅行に連れて行って上げて、コロナにかかったら、目もあてられない。止めとく。」
と、言ったばかりでした。

夫が二階へ上がった後、娘に、「やっぱり、早く連れて行ってあげた方がいいかな?」と言うと、娘の一言「今がもうヤバいかも。」オーマイガー!!!

夫は、それでも、いつも通り、娘の為に4時半に二階から降りて来て、御風呂洗いをして、私に「御風呂今湯はりしている。」と声を掛けました。私は、ありがとうと言いながら、冷凍庫のコードの処理を自分がやったことを、指差しながら、思い出したか?と、聞くと、夫曰く「そんなん忘れる筈ない。そんなにもうろくしてない。」とのことです。

つい最近、明らかに、認知症を疑わせる電話を掛けて来た、義姉は、1学年上の同い年になります。

後、11日で72才になるお父さん、「ボケるのはまだ、ちょっと早いですよ。」