彼岸の入りです

今日はお彼岸の入りです。

今日のお仏壇は、いつもの年に比べ少し寂しいです。

私が糖尿病と診断されたので、お供え物が溢れていません。

こじんまりと、花とシキビ、カステラと、息子が松山で買って来たお土産のどら焼きだけです。

 

今日は、年に一度の町内総出の側溝のお掃除の日でした。

一家族一人参加します。

我が家は勿論、毎年私が出て約30メートルの側溝を、コンクリートの蓋を持ち上げて、泥を掻き出します。

我が家の駐車場、我が家、我が家の西隣りとその隣、の、側溝分です。

西隣りとその隣は、90歳近くのお婆さんの一人暮らしです。

私がやるしかないです。

私?今年73歳になります。

仕方が有りません。

元氣な自分に感謝です。

が、しかし、今年は息子が参加しました。

昨年迄は、息子は日曜日の朝8時過ぎに出勤していましたので、側溝掃除には出れませんでした。

今年は11時過ぎに出勤する事になったので、「明日は自分が出る。」と、言いました。

なので、今年は息子と二人で頑張りました。

結局息子は、西隣りとその隣、真向かいの側溝の30メートル全部を一人でやりました。

仕方ありません。

真向かいのお家も、6軒の内若い人は一軒だけです。

今日はその人が不参加だったので、息子が全部請け負いました。

私は、それが判っていたので、息子が「自分が出るので、お母さんは出んでもえいろう。」と言いましたが、私も参加しました。

我が家の前と駐車場の前は、私がしました。

明日は筋肉痛になると思います。

息子は、私を見て、無理をしていると思ったそうです。

私は、口には出しませんが、小さなスコップを片手にお喋りに花を咲かせる人に苛つきます。

そんな私に、息子は「コミュニケーションも大切や。」と、笑いながら言いました。

息子はお喋りに花を咲かせる人の家の前も、黙々とお掃除を一手に引き受けましたが、「コミュニケーションも大切」と言って笑っていました。

私よりも心が広いです。