今日も雨

今日も雨です。

久し振りに乾燥機にお世話になりました。昨日、今日と、引っ切り無しに、降ったり止んだりの繰返しです。

 

君たちはどう生きるか』のあらすじ紹介で、少し気になったところが有ります。

真人の紹介で、自傷行為をする引きこもりの少年という文に少し違和感が有ります。

真人が、学校の帰り道で、いじめにあい、果敢に闘うも負けて家路に就く途中で、自ら、頭を石で殴り、結果、喧嘩で負った傷が、かすり傷から頭から血が流れる怪我に増幅されました。

これは、いわゆる精神疾患自傷行為ではなく、喧嘩に負けた腹いせで、彼なりのやり返しだと思います。

ケンカ相手の子供達は、怪我が大きくなったせいで、有力者と思われる真人の父に、より一層きつく叱られた事でしょう。

先ず先生が叱られ、その先生にきつく叱られ、親にも叱られたと思います。

真人はベッドの中で「ざまあみろ。」と思っていたと思います。

この一連の流れで、私がアニメから受け取った事は、私が72歳であると言う事が、大いに関係していると思います。

その時代の雰囲気を、まだ覚えている世代だから、読み取れるのではないかと思います。

気になって息子にそのこと、即ち、怪我が大きくなったせいで、ケンカ相手の子供達が倍、怒られる羽目になるということを考えたか?と聞くと、それは思わなかったと答えました。

物語の受け止め方は、千差万別それぞれであって良いと思います。

今回、このアニメを見て、息子は、宮﨑駿さんのウィキペディアを覗いたそうです。

お母様が病弱で有ったことや、お父様が航空機に関係する仕事をされていた事等を教えてくれました。

息子は、元氣過ぎる母親の恩恵にあやかっている自分を、つくづく幸運だと思ったそうです。