昔、ピカソ展に行った時のこと

高知県立美術館にて、ピカソ展が開催されて、行きました。

見ての感想。

私「あんまり感動はなかった。

むしろ、ただのエロじじいの落書きやん。と、思うものもあって、う〜ん、まぁ、2、3点は成る程と見た物もあるけど、世界の巨匠の展示会として、期待して言った割には、う〜んという感じかな。」

息子「世界中の人が絶賛しちゅうがやに、お母さんのその意見はおかしい。」

そこで、娘も一言。「私もあんますごーいという感じはなかった。まぁ、お母さんと一緒で、2、3点は良かったけど他はあんまり。」

息子「パリで見たゲルニカは、凄い迫力で、感動した。今回、高知に来た作品は、駄作が来たのかも。」

そうよねえ。この田舎に何十億もする物が展示される筈がないわねえ。

途中事故ったらどうする?という事ながよ。

これが3人でピカソ展に行った感想の結論です。

息子は、20歳の頃、ニューヨークに一ヶ月位の滞在型の旅行に行きました。

アパートを一ヶ月間借りて、そこを拠点に美術館巡りをするというプランです。

22歳の時には、卒業旅行と称して、フランスとイタリアに2週間程旅行しました。

その頃に本物を見たのかもと思います。

 

本には、田中先生は、ピカソの作品に対してアンファンティズムと呼び、子供っぽく描くという方法は、それまで無く、ピカソの場合は一応成功していると思う。と、有りました。

この文から私は田中先生が、ピカソを絶賛していないと思いました。

評論家が、これが分からないようなら、芸術は分からないといった言い方をし、それを読む若い層が、経験が無い為に思考停止の勘違いのままに芸術を見る。共有りました。

私と娘の素直な感想は、人それぞれと言えども、概ね合っている様に思います。

第四章の現代の問題は、何回も読み返す必要があると思います。


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これはその時の、ベネチアで買ったらしいお土産です。

ベネチアは、とても汚かったらしいです。

絶対行かれん。ドブ川だったとのことです。