節分

大昔のお話です。
子供達が、保育園に通っていた頃のお話です。
保育園の、節分の豆まきの行事に、お多福のお面を着けて、参加したことが有ります。
着物を着て、割烹着をして参加しました。
着物は、保育園の要望です。
鬼を見て、本泣きする子供もいれば、鬼に、思いっきり豆をぶつける子供もいて、面白かったです。
子供達が、おもいっきり豆をぶつけるので、鬼役のPTAの会長さんは、かなり本気で痛がっていました。
私は、木八女の着物に割烹着という、あまりにも普段と違うので、娘にも、息子にもバレていませんでした。
なぜ私が、選ばれたかというと、副会長というのも有りましたが、私が、一人で着物を着れる事が、一番の理由だと思います。
保育園の行事に、花火大会という行事があって、皆が浴衣を着て、盆踊りをしたり、PTAの役員さんが、露店を出したりと、大いに盛り上がる行事でした。そこで、私は、浴衣が着れない若い保母さんに、着せてあげていました。勿論、帯も綺麗に結んであげました。
なので、お多福役は、着物を着れる私に、なったんだと思います。

家に帰って、お多福役が私だと解らなかったという娘に、衣紋掛けの木八女の着物を見せて、納得させました。