嘘つき

私が、テレビを見なくなったのは、テレビが嘘をつくと思ったからです。

ずっと昔、円高が大変だと、困っていると、大騒ぎに、ニュースを流しました。

しばらくして、円安になると、また、大変、困っているとニュースを流しました。

はぁ?どっちやねん。

そんなことが何回かあり、私は思いました。
要するに、テレビは、いつも「大変だ。」と言いたいだけなのだと。

それからテレビを見なくなりました。
もともと忙しくて、テレビの前に座って、じっくりテレビドラマをみる暇等も、なかったのですが、ニュース位は見ていたのに、そのニュースが、ニュースではなく、テレビ局が言いたいことを、伝えているだけではと思いました。
だから、テレビ局によって、同じニュースなのに、伝え方がずいぶんと、違ったりしていました。
これは、新聞も同じです。なので新聞も読みません。

近頃、テレビ局の、偏向報道が問題視されていますが、私がテレビを見なくなったのは、ずっと昔の、円が80円台になった頃の話です。

昔、テレビが、各家庭に1台の時代では、嫁の立場の私に、チャンネル権はありません。
7人家族の家事、育児、仕事に追われ、テレビの前に座ることは、殆どありませんでした。
今は、各部屋に1台あって、おまけに、録画機能もついて、パソコンや、スマホでも見れるという、贅沢な時代になっていますが、見たいものがないという、悲しい事になっています。

今、私の部屋のテレビは、ずっとYouTubeがついてます。
思えば、子供の頃も、四人兄弟の三番目の私にはチャンネル権は、全くありませんでしたね。
勿論、チャンネル権争いの兄弟喧嘩等、したことはありません。もともとテレビにあまり興味がなかったのかもしれません。
この年になって、やっとテレビを1台独占して、PSに繋いでYouTubeばかり見ています。
勿論、家族は呆れてはいますが、なにも言いません。
各自、勝手にマイテレビを、好きに見ているので。
便利な世の中に感謝。