偏食とアレルギー

私は肉類が食べれません。牛肉、豚肉、鶏肉、鯨肉まで全てです。なので、ウインナーや、ベーコン、ハムも駄目です。肉類を使った料理も無理です。
カレー、すき焼き、ラーメン、釜飯等も全部です。
焼き肉等も、鉄板のはしで焼いた野菜も食べれません。ラードが入った月餅も駄目です。
偏食は、私にとってコンプレックスでした。
私は、その理由を自分なりに考えて、私は、父が大嫌いだったので、父が好きな、肉類、刺身が嫌いなのだ。と、思っていました。
そうです、私は、お刺身も、煮魚も食べれません。父が大嫌いな理由は簡単です。
父は姉だけを溺愛していました。兄がそのことについて、私に、不服を言ったことがありました。姉と喧嘩をした時、必ず自分が怒られると。長男の兄ですら、そう思っていたのですから、2歳違いの、同じ女の子でありながら、四人兄弟の、3番目の私の立ち位置からすれば、不満はとても大きく、なので大嫌いでした。
小学2年の時、学校給食で、鯨肉の竜田揚げの、ケチャップあえを、食べるよう強制され、無理やり口に入れましたが、廊下に吐きながらトイレに走り、それ以後卒業するまで、何も言われませんでした。
私は、偏食の多い、親の言うことを素直に聞かない、笑わない、可愛らしくない子供だったと思います。
大人になって、焼き魚なら食べれる筈の私が、脂ののったさんまや、ぶり、ノルウェー産の塩鯖等も食べられないことを自覚した頃、ソバアレルギーのことがニュースになりました。
学校給食で、お蕎麦を食べた小学生が、ソバアレルギーで、亡くなった。という、痛ましいニュースでした。
私の偏食は、偏食ではないのでは?私の場合食べて具合が悪くなるのではなく、そもそも、のどを通過しません。全部逆流します。ということで、少しコンプレックスが小さくなりました。
今日は母の日でした。もちろん、娘と息子からそれぞれプレゼントを貰いました。プレゼントを催促したことがなくても、いつの間にかそんな風にしてくれるようになりました。ありがとう。